一般的に税理士は資金繰りの苦しみを知らない。

税理士の髙島です。

今日は、休みですが、4月以降の研修に向け勉強をしています。

過大な設備投資をしすぎて、資金が回らなくなる不動産オーナーがいます。

これを防ぐためには、自身の財務状況に合わせた不動産事業を

検討すべきです。

私も今確定申告シーズンですから、不動産オーナーの決算書をチェックします。

当然に所得もチェックするのですが、一番大切なのは

『資金繰り』です。

去年より資金が減っていないか。

減価償却と所得を合計した数字から借入金の返済部分を引いたところで、

マイナスになっていないかをチェックします。

勤務時代は『不動産所得』が多く『税金』も多いいと

当然に儲かっていてお金も潤っていると思っていました。

だけど実際は、違ったのです。

事業にはお金を多く使う業種『資金型業種』と

お金ではなく経費重視の『経費型業種』の

二つに分かれます。

税理士は『経費型業種』になりますので、

資金型業種の苦しみはわからないのです。

つまり専門ではないのが一般的ということです。

内科で診てもらうべき病気を外科の先生に診てもらっても

間違った診断をされてしまいます。

怖いことですが、これが税理士業界の実際なのです。

皆様も心配に思られる場合には『セカンドオピニオン』として

違う税理士の先生に一度ご相談されることをお勧めします。

 令和2年2月23日 税理士 髙島聖也

 

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