従来型税理士と専門税理士の違い

税理士の髙島です。

今回は、従来税理士と専門税理士の違いについて少し触れたいと思います。

現在、確定申告の真っ最中です!

今年になって関与させていただくことになった不動産オーナー様については、

過去の資料も見ながら税務上の問題点がないかをチェックしています。

また昨年と比較して収入・費用の増減はどうだったかや税金が多くなりすぎないか

などをチェックしています。

そのようなチェックをしてると

「なんでもっとこうしていないのかな」とかと思うことが多くあります。

税務上のメリットが取れていなかったりする場合や

管理費・修繕費などの費用を多く払いすぎているというケースもあります。

前の税理士の先生は何をしていたのか!?と残念に思うこともありますが、

致し方ないと思う部分もあります。

それは「税務申告」という事後処理が「従来型の税理士の仕事」だからです。

50代以上、特に60代以上の税理士の先生については、税務申告書を作成し、

正しく納税してもらうということが税理士の仕事と思っているのです。

この考え方は変わりませし、間違いではないでしょう。

しかし、現在の経済や税制の複雑化はすさまじく、

今年関与させていただいたお客様も

「一般人が不動産経営や相続対策や税金対策を考えるのは難しい」といわれていました。

コロナによる貧富の差の拡大が問題視され、今後も相続税課税強化が

行われるのだと思います。

そうなった場合に相続対策が重要になります。

また、バブルの時代に建築されたマンション老朽化・入居率の低下など経営的な

側面も問題になるでしょう。

福岡の土地価格が上昇したことによりどのような建物を建てて不動産経営をするか

の判断基準も難しくなっています。

専門税理士は、同じような悩みや問題点の方に対する対策手法や事例を多く持っているという

利点があります。

私も開業して以来、不動産経営者に喜ばれるためにはどうすればいいか、

問題を解決するためにはどのような手法があるかを研究してきましたし、

これからも研究していきたいと思っています。

もし、従来型の税理士よりも専門税理士に一度相談してみたいという方は、

ご相談いただくか、セミナーにご参加いただければと思います。

   令和4年2月19日 税理士 髙島聖也

 

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