排気ガスと環境問題

昨年、広島を訪れる機会があり、その際に、広島に住んでいた頃の思い出の場所を訪ねました。

私の思い出の場所は、広島の中心地にあるバスセンターです。

子どもの頃、よくこのバスに乗って祖父の家へ遊びに行っていました。

母や兄弟と一緒に祖父の家へ向かう際、中間地点にあるこのバスセンターで

昼食をとったり、お土産を買ったりした思い出があります。

当時の記憶として、楽しい思い出がある一方で、バス乗り場では排気ガスのにおいが強く、

子どもながらに気分が悪くなったことも印象に残っています。

そうした体験からか、今でも少しバスが苦手に感じるところがあります。

久しぶりにそのバスセンターを訪ねてみると、祖父と通った当時の面影はありつつも、

内部は大きく様変わりしていました。飲食店は今風に変わり、

待合スペースも個別に仕切られたブース形式となっており、

建物自体は同じでも、内装が変わることで全く別の場所のように感じられました。

そして、かつて排気ガスのにおいが気になっていたバス乗り場にも行ってみましたが、

当時ほど強く感じることはありませんでした。

まったく感じないわけではありませんが、現在のバスと昔のバスでは

排出ガスの量が大きく変わってきているのだと知りました。

最近、私は大阪で学びを深める中で、「サステナビリティ経営」という

言葉に頻繁に触れるようになりました。

我が国も、このままでは地球温暖化が進み、持続可能ではなくなるという

課題に直面しています。

企業をはじめ、さまざまな分野でこの問題に取り組んでいることを知りました。

私自身も、会計という立場から環境問題に関心を持ち、お客様と一緒に取り組めるよう、

環境への配慮に伴うコストをどのように事業に取り入れていくか、

そのあり方を学び続けていきたいと考えています。

今回は、私の昔話から始まり、環境問題にまつわる気づきについてお話しさせていただきました。

   令和7年5月21日 税理士 髙島聖也

 

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